皆さんこんにちは。大分県で活動しているファイナンシャルプランナーの三重野徹です。
今回は
「夫婦で考えるべき共通の財務計画について」解説します。
家計管理をしっかりするためには夫婦で共通の財務計画を考える必要があります。
近年共働きの世帯が増えましたが、
夫婦それぞれに収入があることで、家計管理が以前より難しくなっている現状があります。
どのような点に気をつけて管理すれば良いでしょうか?
夫婦でなるべく共有しておきたい情報はお互いの現在の収入と貯蓄額です。
住宅ローンや奨学金など返済の義務がある金額も共有しておく方が良いでしょう。
お互いの収入や家庭全体の貯蓄額借入金額を把握することで、どれくらいの金額規模で生活するべきかなど現実的なペース配分を考えることができるようになります。
次に共有しておきたいことは、将来についてです。
お互いにどんなことをしたい?
どんなものを買いたいと思っているか?
子供は?
定年後はどんな風に暮らしたいか?
など共通の認識でいることで目標のために貯蓄する意欲が湧いてきます。
普段のお金の使い方については夫婦であらかじめルールを決めておくと良いでしょう。
家計の見直しと話し合いは半年ごとに行うなど定期的に情報共有するためのルールを決めておくことがおすすめです。
家庭のための生活費や貯蓄にそれぞれがいくら出すのかを決めると同時に、個人で自由に使えるお金も残しておくことが大切です。
価値観はそれぞれ違うので、自由な範囲については「お互いに買ってくるものに口出ししない」ルールにするとトラブルを避けられます。
毎月の生活費と将来に向けての貯蓄のほかに緊急時の備えを用意しておくとより安心です。
家具や家電製品が急に壊れたら毎月の生活費とは別に大きな出費となります。
台風で家が壊れたり、夫婦どちらかが事故や病気でしばらく働けないこともあるかもしれません。このような緊急時のために予備費を確保しておくのです。
共働きの場合、お互いに「相手が貯蓄してくれているだろう」と安易に考えてしまい、
実は全然貯蓄がなかったという話も聞くことがあります。
いざという時に困らないようにしっかり情報共有して家計を管理しましょう。
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未来設計図を作って家計管理を行っていきましょう。
お金の小学校大分校では、家計見直しの方法も学べます。
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