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お金のコラムcolumn

2025.5.16長生きリスクに備えるには?~100歳時代をポジティブに生きる~

大分で活動しているファイナンシャルプランナーの三重野徹です。

 

100歳まで生きる時代」と聞くと、どんな気持ちになりますか?

「長生きできるのは嬉しい」
そう思う一方で、
「お金は大丈夫だろうか……
そんな不安も胸によぎるのではないでしょうか。

今回は、「長生きリスク」を正しく理解し、ポジティブに備える方法について考えてみましょう。

 

長生きはリスク?それともチャンス?

 

まず前提として、
長生き=悪いことではありません。

たとえば、長生きすることで――

 

・孫や家族ともっとたくさんの時間を過ごせる

・趣味や新しいことに挑戦できる

・第二、第三の人生を楽しめる

 

そんな「プラス面」もたくさんあるのです。

ただ、長生きするほど「生活費や医療費が増える可能性がある」ことも事実。
この部分だけに目を向けると、長生きが「リスク」のように感じてしまいます。

 

何歳まで生きると想定すればいい?

 

老後の資金計画を立てるときは、
90
歳から95歳くらいまで生きる想定をするのが一般的です。

なぜなら、厚生労働省のデータによると、

 

・女性の平均寿命は87歳超え

・90歳以上まで生きる女性もどんどん増えている
からです。

「そんなに長く生きるなんて想像できない……」と思うかもしれませんが、
リスク管理の基本は、長めに見積もること
万が一100歳を迎えても安心できる備えを、今から考えておくと心強いですね。

 

長生きリスクに備える3つのポイント

 

では、具体的にどう備えればいいのでしょうか?

資金を細く長く使う意識を持つ

 

・退職後すぐに大きな支出をしない

・「年に使う額」を決めておくことで安心感が生まれる

 

年金以外の収入源を少しでも確保する

 

・小さな副業や趣味を活かした収入づくり

・少額でも「自分で稼げる力」が心の支えになる

 

医療・介護費用は別枠で備えておく

 

・保険の見直しや、医療費・介護費用用の積立

・「生活費」とは分けて考えると、計画が立てやすい

 

この3つを意識するだけでも、長生きすることへの不安はぐっと小さくなります。

 

今日できる小さな一歩

 

まずは、「自分は何歳くらいまで生きるつもりか」考えてみましょう。

そして、もしよければ、
90歳まで生きるとしたら、どんな暮らしをしたいか?」
もイメージしてみてください。

【ヒント】

・どこに住みたい?

・どんな趣味を続けたい?

・どんな人たちと過ごしたい?

 

「未来の自分」を思い描くことは、ただ単にお金を準備する以上に、豊かな老後への第一歩になります。

 

次回はさらに踏み込んで、
【医療・介護にかかる本当の費用とは?~未来のわたしへの備え~】をテーマにお届けします。
具体的な数字を交えながら、わかりやすく解説していきますので、ぜひ楽しみにしていてくださいね!

 

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