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お金のコラムcolumn

2024.8.01変額保険のデメリット・メリット

こんにちは。大分で活動しているファイナンシャルプランナーの三重野徹です。

 

変額保険って聞いたことがありますか?

最近お問い合わせも増えています。

簡単に言うと変額保険とは将来の資産形成と死亡保障を同時に備えることができる保険商品

です。

 

今回は保障を備えつつ投資もできる変額保険の魅力(メリット・デメリット)についてお伝えします。

 

変額保険は保険に投資を組み込んだ商品です。

 

保険会社が株式や債券を中心に運用し、

運用成績によって保険金や解約返戻金が増減します。

変額保険は生命保険でもあるため被保険者が死亡・高度障害状態となった場合には保険金が支払われます。

 

変額保険を大きく分けると

・一生涯保障が続く終身型と

・保険期間が一定の有期型があります

 

終身型は解約しない限り一生保障が続き、解約すると解約返戻金が受け取れます。

 

運用次第で解約返戻金が払い込み保険料の合計額を上回ることも下回ることもありますが、

死亡・高度障害保険金が基本保険金額を下回ることはありません。

 

有期型は5年10年など保険期間が定まっており、

保険期間中に被保険者が万が一死亡または高度障害状態となった場合には、

死亡保険金または高度障害保険金を受け取り、

満期を迎えると満期保険金を受け取ることができます。

 

つまり養老保険の変額タイプというイメージですね。

 

こちらも運用の結果次第で、満期保険金は払い込み保険料の合計額を上回ることも下回ることもありますが死亡・高度障害保険金は基本保険金額を下回ることはありません。

 

では変額保険の基本を理解した上で、

続いてはメリットとデメリットをそれぞれ見ていきましょう。

 

メリット①

リスクに備えながら投資ができる

 

対応した特約を付帯すると、3大疾病になった場合に保険料の支払いは免除されますが、

積み立て自体は保険会社がその後も継続してくれます。

また死亡保障がついているため万が一亡くなった場合、契約した保険金が満額支払われます。

 

 

メリット②

インフレに強い

 

インフレの影響を受けにくいことも変額保険のメリットに上げられます。

定額保険はインフレが起こっても受け取れる金額は変わらないため、

インフレが起きた場合、満期保険金や解約返戻金の価値が低下してしまいます。

 

一方、変額保険の場合は運用実績が良くなると、

満期保険金や解約返戻金が増加するため、

一般的にインフレリスクに備えることができると言われています。

 

デメリット①

保険料が全て投資に回るわけではない

 

当たり前ですが保険なので必然的に保障がついており、

支払っている保険料には保障のための金額などが含まれているため、

全額が運用に回るわけではありません。

そのため、保障が不要な人にとっては変額保険は割高になってしまいます。

 

保障を備えている分、同額の投資性商品に比べると利回りは悪いと言えるでしょう。

 

デメリット②

 

投資リスクや元本割れの可能性がある

 

投資リスクや元本割れの可能性があることもデメリットの1つと言えるでしょう。

保険料を株式や債券、投資信託等で運用するため運用実績次第では満期保険金や解約返戻金が支払い保険料の総額を下回る可能性があるので注意しましょう。

 

いかがでしたか?

 

変額保険は保険でありながら投資の面を持っている商品です。

 

どの金融商品にもメリットデメリットはあるので商品の特徴をしっかり理解した上でご自身にあった商品を選びましょう。

 

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 text= みらいマネープランニング

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