こんにちは。大分で活動しているファイナンシャルプランナーの三重野徹です。

損害保険と言うと任意で加入する自動車保険や家を対象にした火災保険

を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか？

損害保険は偶然のリスクによる損害をカバーする保険で、

様々な商品がありますが、

車に関する保険の中でも

自賠責保険や

ドライバー保険

1日自動車保険

など様々な種類があることをご存知ですか？

①自賠責保険

自賠責保険は法律に基づいて原付バイクを含めた全ての自動車に加入が義務付けられている強制保険です。

自賠責保険に加入していない自動車を運転した場合、

50万円以下の罰金または1年以下の懲役が課せられるとともに

免許停止処分を受けることになります。

自賠責保険で補償されるのは自分の運転する車で、

他人を死亡・ケガを追わせてしまった場合の相手への人身損害賠償のみです。

運転者自身のケガや自動車の修理代ガードレールなどの建造物の損害は補償されません。

また被害者に支払われる金額には上限があり、

限度額は、

死亡3000万円

ケガ120万円

後遺障害4000万円です。

②ドライバー保険

ドライバー保険は免許を持っていて運転はするものの

車は持っていない人を対象にした保険です。

通常であれば自動車保険は所有する車に紐づけられていますが、

ドライバー保険は運転する人に紐づけられています。

保険期間は原則1年単位です。

ドライバー保険に加入すると、

普通自動車や軽自動車だけでなくキャンピングカーやバイクなどを借りた時の事故も補償されます。

ただし、業務中に運転する勤務先の社用車やタクシーを始めとした緑色のナンバープレートの営業車は補償対象外になります。

他にも同居の親族などが所有する自動車を運転した時の事故は補償されない

など対象とならない車もありますので加入の際は自分に適した保険なのか確認することも重要です。

③1日自動車保険

1日自動車保険は1日単位で加入できる自動車保険です。

例えば、

帰省した際に家族の車を運転する

友人の車で出かける

など一時的に他人の車を借りて運転する時に役立ちます。

以前は保険料が500円だったことからワンコイン保険と呼ばれていましたが、

高齢ドライバーによる自動車事故の増加などにより800円に値上げされました。

補償内容は、

他人を死傷

他人の車や壁などを壊してしまった場合など運転中の事故に限ります。

駐車中や停車中の事故、盗難などにあった場合は対象外になります。

1日自動車保険は手軽に加入できるメリットがあり、

スマホやパソコンからインターネット加入できるタイプと

コンビニで手続きができるタイプがあります。

損害保険の中には車に関する保険以外にも様々な補償をしてくれる商品があります。

・ケガを補償する傷害保険

・ケガや病気などによって働けなくなった場合の所得の損失を補償する所得補償保険

・レジャースポーツをする時のケガなどに備える1日レジャー保険

などです。

例に挙げた保険以外にも用途に応じて手軽に加入できる商品もありますので

自分に必要な補償商品を探してみてはいかがでしょうか？

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