大分で活動しているファイナンシャルプランナーの三重野徹です。

40代・50代になると、
「このまま何歳まで働くんだろう？」
「定年後は、どう過ごそう？」
そんなふうに、自分の「これからの働き方」について考え始める人が増えてきます。

今回は、老後のお金と働き方の関係について、
そして、「わたしらしい選択」をするために知っておきたいポイントをお伝えします。

■ これからの常識は「細く長く働く」

かつては「60歳で定年、あとは年金生活」というイメージが一般的でした。
でも、いまは違います。

人生100年時代といわれるいま、
「リタイア後も、自分のペースで働き続ける」
そんなライフスタイルが普通になりつつあります。

• 週2～3日だけ働く
• 在宅ワークを取り入れる
• 趣味を活かした副業をする

こうした柔軟な働き方を選ぶ人が、どんどん増えているのです。

■ なぜ「働き続ける」ことが大事なの？

働き続けるメリットは、単に収入を得られるだけではありません。

【働き続けるメリット】

• 社会とのつながりが保てる
• 心身の健康が維持できる
• 生きがいを感じられる
• 年金以外の収入源ができる

また、厚生年金に加入して働く場合は、
将来の年金額が増えるという嬉しい効果もあります。

たとえ月に数万円でも、
自分の力で収入を得られることは、大きな安心感につながります。

■ リタイアを選んでもいい

もちろん、「もう頑張らず、ゆっくり過ごしたい」
そう考えるのも、立派な選択肢です。

リタイア後は、生活費を抑えながら、

• 趣味を充実させる
• 地域活動に参加する
• 家族との時間を大切にする

そんな豊かな時間の使い方もできます。

大事なのは、自分がどう生きたいかを主軸に決めること。
「周りがこうだから」ではなく、
わたし自身の希望を大切にしていいのです。

■ 今日できる小さな一歩

「今後の働き方について、希望を書き出してみましょう。」

【ヒント】

• 何歳くらいまで働きたい？
• どんな働き方なら無理なく続けられそう？
• もしリタイアするなら、何をして過ごしたい？

一度、頭の中を整理しておくと、
今後の選択肢がグッと広がります。

「こんなふうに生きていきたい」
そんな自分の声に、そっと耳を傾けてみましょう。

次回は、【貯金はいくら必要？～老後資金2000万円問題をわかりやすく～】をテーマに、
よく耳にする「2000万円問題」について、誤解なく、やさしく解説していきます！

お楽しみに✨

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