こんんちは。大分で活動しているファイナンシャルプランナーの三重野徹です。
いよいよ2023年も終わろうとしていますね。
1年ももうすぐ終わり、年末年始慌しくなる前にやっておきたいことの1つが家計の見直しです。
今年も様々なものの値上がりや、増税などもありましたが皆さんは予算内で過ごせたでしょうか?
想定外の出費で予算オーバーしてしまった月はありませんでしたか?
今回は予算を守るコツについてお伝えします
余裕を持った予算を設定する
予定外の支出があっても多少なら問題ないというくらい少し余裕を持たせて予算で組んでおくのが無理なく予算を守るコツです。
例えば、食費を月4万と想定したら急な外食に備えて5000円上乗せし予算を組むといった形です。
もし予算が余った時は、積み立てにして予算が足りない月に補填するのがおすめです。
また、使うお金を「月ごと」もしくは「週末ごと」に配分しておくと心置きなく安心してお金を使うことができます。
計画を立てていないと「こんなにお金を使って大丈夫だろうか」「少しでも安いものを買わなくては」などと気になってせっかく買い物に行っても買い物が楽しめない原因になってしまいます。
こまめに現状把握する
月の途中でも大体で構わないので現状どの程度の支出なのか、もしくは今月の予算に対してあとどのくらい残っているのかを確認しましょう。
現状把握をするだけで予算内でコントロールできる習慣がつくようになります。
「1週間ごと」「月の真ん中」などこまめに現状を確認することでお金の使いすぎを防ぐことにつながります。
家計簿をつけて支出の流れを把握できれば良いのですが、忙しい方や管理が苦手な方はなかなか細かくチェックしていくのが大変になるかと思います。
その場合は封筒を使った袋分け予算がおすめです。
月の初めにATMから予算分のお金を引き出し、封筒に予算分のお金を入れて封筒に入っているお金でやりくりをします。
「封筒や財布に残っているお金」イコール「今月の残りの予算」となるので残金が分かりやすく、予算を守ろうという気持ちになりやすいです。
キャッシュレスの予算管理に気をつける
現金での支払いは管理しやすいのですが、クレジットカードや電子マネーといったキャッシュレス決済の管理がうまくできないということがあります。
こちらも現金同様にこまめに明細を確認することが大切です。
家計簿アプリに紐付ければ、数枚あるクレカもまとめて確認できるので楽です。
電子マネーに関してはオートチャージは予算オーバーの原因になりがちです。
予算分だけチャージすることをお勧めします。
想定外の支出は本当に想定外だったのか考える
「突然電子レンジが壊れて買い換えた」
「急に退職する同僚の送別会費」
など突然起こる想定外の支出は本当に想定外でしょうか?
突然のように見えますが、実は皆さんにも近い将来起こりうるものと予想できます。
そして、これらは1回切りではなく、ある程度の頻度で起こりうる支出です。
こういった支出に対応するために年単位の予算を確保しておくことをお勧めします。
年単位の予算があれば、「先月の支出は少なかったが今月は支払いが多い」というような支出のでこぼこに振り回されずに済みます。
「年間いくらまでに収まっていればいい」と考えるようにすることで予算が守りやすくなります。
いかがでしょうか?
今年のうちに家計の現状を把握し予算を守るコツを掴み気持ちよく新年を迎えましょう。
質問や相談がございましたらお気軽にお問い合わせください。
今年も多くの相談者の方にお会いしました。
お金に関する悩み事は本当に人それぞれです。
気軽に相談できるファイナンシャルプランナーとして2024年も頑張っていきます(^^)/