大分で活動しているファイナンシャルプランナーの三重野徹です。
50代になると、老後が一気に現実味を帯びてきます。
「このままの貯蓄で大丈夫だろうか」
「今さら投資をしても遅いのでは」
そんな不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
さらに最近は金利上昇のニュースが増え、定期預金の金利が上がってきました。
超低金利時代を長く経験してきた世代にとって、
「預金で利息がつく」という状況自体が久しぶりです。
この好金利時代に大切なのは、
「預金か投資か」ではなく、老後を見据えた使い分けをすることです。
好金利時代でも銀行預金が欠かせない理由
まず見直したいのが、銀行預金の役割です。
好金利とはいえ、預金の利回りは投資商品と比べれば限定的です。
しかし50代にとって、預金の最大の価値は「安心感」にあります。
銀行預金は元本保証があり、
1金融機関あたり1,000万円までは預金保険制度で守られています。
また、必要なときにすぐ引き出せる流動性の高さも大きなメリットです。
老後が近づく50代では、
・急な医療費
・親の介護費用
・住宅の修繕費
など、まとまった支出が突然発生する可能性が高まります。
そのため、**生活費の半年〜1年分程度は預金で確保する「生活防衛資金」**として持っておくことが基本です。
これは老後資金づくりの土台とも言える部分です。
老後資金づくりに投資が必要な理由
一方で、預金だけでは老後資金が十分に増えない可能性もあります。
特にインフレが進む局面では、お金の実質的な価値が目減りしてしまいます。
50代からの投資は、若い世代のように大きなリスクを取る必要はありません。
目的は「一攫千金」ではなく、老後の生活を支えるための資産を育てることです。
金利上昇局面では、
・債券や債券ファンド
・利息収入が見込める商品
・長期保有を前提とした投資信託
など、比較的値動きが穏やかな選択肢もあります。
また、インフレ対策として株式やREIT(不動産投資信託)を一部組み入れることで、
老後の購買力低下に備える考え方もあります。
50代の預金と投資の理想的な使い分け
50代の資産管理で重要なのは、「時間軸」でお金を分けることです。
・すぐ使う可能性があるお金 → 銀行預金
・老後まで時間をかけられるお金 → 投資
例えば、
生活費や医療・介護に備えるお金は預金で安全に確保し、
65歳以降に使う予定の老後資金は、投資でゆるやかに育てる。
この切り分けができていると、相場が下がったときでも慌てにくくなります。
「使う時期が決まっていないお金だけを投資に回す」
これが50代投資の基本スタンスです。
好金利時代は老後資金を見直すチャンス
好金利時代はリスクだけでなく、選択肢が増えるチャンスでもあります。
定期預金や個人向け国債を活用しながら、投資とのバランスを整えることで、
精神的にも安定した老後資金づくりが可能になります。
預金は守り、投資は備え。
50代からはこの意識が何より大切です。
今一度、ご自身のお金が
「いつ使うお金なのか」
「減って困るお金なのか」
を整理してみてください。
老後資金への不安は、正しく分けて考えることで、確実に小さくすることができます。
みらいマネープランニングでは、家計の見直し、ライフプラン設計、住宅購入相談、将来の年金相談、NISAやiDECOなど、随時初回無料で相談(1時間)をお受けしています。メールまたはお電話でお問い合わせください。
お金の小学校大分校では、1月、2月も授業開催予定しています。
まずは、お金に関する基礎知識を学びたい方はお気軽にご参加ください。
授業日程が合わない方は個別にて開催しますので、一度ご相談ください。




